ゼクショーのアニメブログ

主に30分枠アニメのレビューをしていきます。毎週金曜日の20:30更新(諸事情による休載あり)

RE-MAIN アマチュア"水球"の唯一性と、それを通して成長できる喜びとは__________。

前回の記事はこちら↓↓↓

 

 

 

 

xexiow06375.hatenablog.jp

 

 

 

 

 皆さん、こんばんは。はじめましての方は、はじめまして。

 

 

 

 

 現役大学生のゼクショーです。

 

 

 

 

 毎週金曜日にアニメのレビュー記事を中心に上げている当ブログですが、先週は夜勤アルバイトとテスト勉強の両立作業に追われて全然アニメ観れてなかったので、ブログを休載させて頂いておりました。テストが終わって夏休みに入ったので、今回から執筆活動を再開していきたいと思います。

 

 

 

 

 前々回の記事から「夏にこそ観たいアニメ」と題して、夏らしい雰囲気を感じられるアニメをレビューさせて頂いているのですが、今回はその第2弾。

 昨年行われた東京五輪の開催時期に合わせて放送され、実際に五輪種目にもなったある競技に因んだアニメについて語っていこうと思います。

 

 

 

 

 2021年夏アニメ、『RE-MAIN』になります。

 

 

 

 

 

タイトルロゴとキービジュアル ※「dアニメストア」配信ページより、引用※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~作品概要~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 オリジナルアニメ。脚本担当は『TIGER&BUNNY』の西田征史氏。アニメ制作は『呪術廻戦』、『進撃の巨人 The Final Season』等の高クオリティな作品を生み出し続けるMAPPA

 

 

 

 

 簡単なあらすじをお話ししますと。

 

 

 

 中学時代、水球部のエース選手だった主人公が、その3年間の記憶を交通事故で全て失って水球を一度辞めることになるが、水球の弱小高校に入学してそこで再び水球を始めることになる________というお話です。

 

 

 

 

 東京五輪にちなんだ"水球"アニメ。先ほど載せたキービジュを見て、男どもが自慢の裸をさらけ出し、汗水たらしながら泳ぎまくる様子を堪能させる腐女子向けアニメだと思った方は少なくないはず。

 実はこのアニメってね、どちらかといえば男性の方にこそ観て頂きたい作品になってます。勿論女性の方が観て頂いても十分面白く感じられることかと思いますが。

 

 

 

 

 水球という競技自体の魅力も含めて、この作品のストロングポイントだと感じたポイントをこれから語っていくとしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①"水球"という競技自体の面白さ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 競技人口は日本国内で約7000人とされ、マイナーなイメージは未だ拭いきれてない水球。この作品はアニメとしてのメディア的側面を生かし、その内容の面白さや魅力を十二分に伝えてくれてたと思います。

 

 

 

 

 なんとなく激しいことしてんな~ってイメージだったけど、水中の動きって実際にどうやってやってんだろうなとか、どれだけ水球の選手たちが凄いことをやっているのか.....様々な疑問に冒頭から親切な解説付きで回答して頂いた。

 

 

 

 

 プレイ人数は各チーム7人まで。敵側のゴールキーパーが守ってるゴールマウスのネットを揺らせば、味方に1点が入るというのが基本的なルール。

 想像以上に熱い内容だと分かって驚きの連続だったのですが、何よりも一番驚かされたのは独特の反則の取り方とその多様性ですね。

 

 

 

 

 例えばプレー中は常に軽い立ち泳ぎで半無重力状態で浮かなくてはならなくてそこで一切足をついてはいけないとか、ボールを持つ時は必ず片手で持って水中に沈めたり拳で殴ったりしていけないとか、ボールを持っていない選手に対して動きを妨害するような行為は相手にフリースロー権が働くとか。他にもサッカーのオフサイドのような概念があったりと挙げればキリがないですが、そういった反則を意識しつつ、時には相手を誘い込みながらプレイする必要がある。

 

 

 

 

 ボールを味方に繋ぐ時もそう易々と時間をかけてはいられず、瞬間的なパスのスピードや距離の精度の正確さが求められる。判断が鈍いと簡単に反則の罠に誘い込まれてしまいますし、ボールを持つ時間や、シュートを撃つまでの時間にも制約があったりする。

 

 

 

 

 シュートを撃つためのフォームの取り方や筋力だったり、水中に浮かんでバランスのとれた姿勢を維持する為の体幹の使い方だったり、十分にコートを動き回れる為の脚力やとその体力........正確なパス回しや、ポジション取りの駆け引きやそれらの共有力といった団体スポーツ要素が加わる______________超人的でスピード感があり、それでいてアグレッシブなゲーム性がなんとも魅力的。まさしく「水中の格闘技」の異名に恥じない、唯一無二なスポーツと言えるでしょう。

 

 

 

 

 そんな総合的な身体能力が求められるスポーツだからこそ、どうせこのアニメもキャラが人間離れした動きをする事が魅力的なアニメなんやろと。いやいやそんなことに主眼を置いているアニメではないんですわ。そんなスポーツに向き合っている彼らのキャラ性や、ドラマチックで熱いスポ根脚本が面白いのですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②高校生達が"水球"に向き合う事で感じる、スポーツをするという喜び

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本題に入る前にまず、あらすじの感想。中学の水球部で無双してた時の記憶が飛んでそのまま高校生になるって設定ぶっ飛びすぎやろと。あんなんいきなり提示されちゃあ、視聴者呆然なんよ。さすがにあそこではまだ掴まれへん。テンションが異世界転生モノの始まりですかこの野郎......という具合に第一印象はあんま良くないです。

 

 

 

 

 それでも2話以降でガラリと印象が変わるのが凄い。普通のスポーツアニメみたいに都合の良いように主要キャラを覚醒させて超人的なプレイの凄みで魅せていく訳でもなくてね、本当に展開の運び方が気持ち良かったんだよね。

 

 

 

 

 強豪高校に入って、下っ手くそな水球少年が上へ上へと目指していくありきたりなストーリーではない。弱小高校に入って、元エリート水球中学生だった奴が下手くそな奴らと一緒に水球に励んでいくストーリー性を視聴者に提示している。その物語の根底が一度もブレることもないのがミソ。

 

 

 

 

 それで主人公がその弱小高校に入った先にも、チームメイトは個性豊かで。スポーツ未経験のド陰キャ、フィジカルあるけどスポーツはからっきしなハーフ、元水泳部や元野球部といった畑違いの奴もいる。

 彼らが高校に上がるまでの経緯その他諸々のバックボーンの描写もせやし、他の強豪高校がスパルタ感マシマシの練習模様を見せる癖に、主人公たちがいる高校は練習はその都度真面目にやるけど所々緩い空気感がある対比表現の魅せ方も面白いんだけども。

 

 

 

 

 一番良いのはね、ド素人の彼らが"水球"と向き合う努力がサクセスストーリーに繋がるまでの過程と共に、しっかりと足並み揃えて精神的に成長していくってところだと思うんですよね。

 

 

 

 

 例えば主人公が休み時間に放課後の練習に向けての腹ごしらえがしっかり出来るように、ボリュームのある弁当を作って体力を蓄えておく描写があったりだとか。練習方法の中には、年下の子供たちと水球の試合をするような場面があったりだとか。

 価値観の違いから練習で衝突し合うことがあっても、互いに声を掛け合って基礎に繋がる練習の取っ掛かりの描写を作ってるし、彼らが苦手な部分をしっかりと発見していって基礎を磨いていく所も良い。

 

 

 

 

 プロの方がおもろいって意見もあるかもしれんけど、アマチュアスポーツの面白さって、プロにはない面白さがしっかりとある気がしていて。プロにはない勝利へ向かう為の泥臭さっていうのかな?......正直選手の上手さよりも、若々しい気持ちの部分の方がスポーツ性に乗っかってる気がするんですよね。

 地区大会だけでなく、甲子園本番でもエラーが起こりまくる高校野球もそうだし。高校サッカーにいたっては、プロ以上にセットプレーの乱打戦が頻繁に起こってそこで点が入る傾向にあるし。別にプロ契約を結ばない人でも、チームの勝利に繋がる得点を取っていることも多く見られる。

 

 

 

 

 まるでプロのような上手いプレイを見ることだけがアマチュアスポーツの面白さだけじゃなくて、たとえ下手くそな奴でも活躍できるっていう事がアマチュアスポーツをすることの面白さなんだと。

 別に水球だけに限ったことじゃあないけど、そういうメッセージ性を物語に取り入れた事こそが本当にドラマチックな脚本センスの塊だし、スポ根として見ていて気持ち良かった所以でもあるのかなと。最終回なんかはそのセンスの完成形ともいえる内容だったのではないでしょうか。

 あとこれは大前提だけど、主人公たちが自分たちの過去と向き合う描写の振りとその回収の仕方も見事だったしね。これ以上ないっていう落とし所を見せて頂いた。

 脚本担当の方が元々ドラマ畑出身の方だったせいか、良い意味でアニメっぽくなかったってのが最高でしたね。ワンチャン、スポ根苦手な方でも楽しめるんじゃないですかね。

 

 

 

 

 最後にいざ地区大会に出るってところでも、日めくりカレンダーを剥がしてからEDに入るというカッコ良い入り方もあり。あと制作会社がMAPPAなのでアニメクオリティも高いことが保証されてますし。

 裸になる男たちがメインだからといって毛嫌いしないでですね、ぜひ多くの方にこの作品を見て頂きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来週の記事投稿について

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 当ブログは毎週金曜日に更新してるのですが、来週の更新スケジュールは少し変則的になります。9日の火曜日と、12日の金曜日に新着記事を投稿予定です。

 何卒ご理解の方を宜しくお願いします。