ゼクショーのアニメブログ

主に深夜アニメ30分枠のレビューをしていきます。毎週金曜日20:30更新!!※2023年4月以降から第2金曜日の20:30に更新予定※

恋は世界征服のあとで 誰にも触れさせない、正義と悪の垣根を越えた禁断の導火線。

前回の記事はこちら↓↓↓

 

xexiow06375.hatenablog.jp

 

 

 

 

 皆さん、こんばんは。ゼクショーです。

 

 

 

 

 はじめましての方は、はじめまして。現役大学生です。

 

 

 

 

 梅雨明けの地域も続々とみられ、2022年春アニメの新作の大半は最終回を迎えました。今日の深夜帯には新作の「彼女、お借りします」の第2期が放送開始されますし、本格的な夏の到来を感じます。まあ僕の住んでる地域はまだ梅雨入りの時期なんですけどね。

 

 

 

 

 今回は夏アニメの続編ものについてある程度触れようか、春アニメの新作の中で思い入れのあるものについてまとめようかで迷いましたが、春アニメを前回ご紹介した1作品しか語らないっていうのもアレなのでそうさせて頂きます。

 

 

 

 

 今回は、「恋は世界征服のあとで」をレビューしていきます。

 

 

 

 

タイトルロゴとキービジュアル ※「ビデオマーケット」より、引用※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~作品概要~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 原作は「月刊少年マガジン」にて現在連載中の漫画作品。制作は「りゅうおうのおしごと!」等を手掛けるProject No.9

 

 

 

 

 5人組のヒーロー戦隊「ジェラート5」に属する相川不動と、悪の組織の秘密結社「ゲッコー」に属する禍原デス美の、組織の壁を越えた秘密の恋愛模様が描かれます。

 

 

 

 

 FOD見放題独占配信ではありますが、クレカやデビットカードを持っていない僕は、GYAOTVerが対象となる最新話一週間無料期間中に視聴させて頂きました。

 

 

 

 

 結論から言うと、僕は今年の春アニメの中で一番好きです。ヒロインのデス美さんが映ってるカットがあれば、250枚近くの数を衝動的にスクショしてますし、OP曲も多分100回以上は聴いてます。こんなに甘えてる作品、他にないです。

 感情論でデス美さんのことばっか語りたい気もしなくはないが、それだとあまり参考にならないと思うので、好きなポイントを挙げつつ実際に面白いかどうか率直に語っていくとしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~本題~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦隊もの系エロチズムの拘り様と来たら....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今期はまあ「可愛いだけじゃない式守さん」だとか、「阿波連さんははかれない」だとかね。例年以上に萌えアニメが多かったような気がします。

 これらの共通した特徴ってね、フェチズム描写が少ないんですよね。キャラデザ可愛いんだけど、目死んでるヲタクどもの目をかっ開くようなえちえちな描写がほぼほぼない。

 

 

 

 

 そういう意味でこの作品はかなり浮いていたと思いますね。まずね、ジェラート5の女性陣のキャラデザや動きが、非常にフェチズムを感じるのですよ。

 

 

 

 

 あれ見てふと思ったのよ。二次元の美少女どもに人生狂わされてるアニオタどもが、無垢な頃に誰もが観る戦隊もの。「炎神戦隊ゴーオンジャー」世代だった僕も、小学生ん時はよう観てました。生身でも可愛いと思ってた女性陣がスーツに変身した時に感じた、あの違和感を。

 スーツの艶の部分とくっきりと浮き出る鎖骨、服の膨らみによって出来る皺、素手や武器を使って敵を倒していく彼女たちの動きに、かつて感じたことがない感情が昂ぶった。息子が立つ謎の感覚もする。なんやねんこれはと。

 冷静に考えるよりも先に悟った。これがエロの性-SAGA-なのだと。あれにそそられた僕達は、いわば大人への階段の下に広がるシルクロードのようなものを通ってきた訳です。

 

 

 

 

 「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイ惣流・アスカ・ラングレーのプラグスーツの着替えシーン見て感じたやばたにえんは、そういうことだったんだなって合点がいったね。

 

 

 

 

 ジェラート5だとピンクとイエローが女性陣に当たりますね。

 アニメでスーツの膨らみだとか、それによって出来る皺を描き込む表現ってものすごく難しいと思うんですよ。僕は絵心ないんで専門的なことは分からないが、皺を描く線の太さの強弱をミリ単位でミスると一瞬で質感が消えちゃう気がして。カットごとの光彩表現によってはスーツの艶の部分も共に目立たなくなってしまう。

 そこんとこをこの作品で、本当に最後の最後まで大事にしようという制作陣の意地を感じました。先ほども言った艶の部分だったり、鎖骨の部分だったり、出てくる度に本当によく描かれてます。最終回は結構ガチガチの戦闘してて、大満足でした。

 

 

 

 

 ただこの作品のエロチズムの魅力は、ヒーロー側だけに止まりません。僕の最推しであるデス美さんもえちかわ過ぎるんだよね。

 

 

 

 



 

 

 目の柔らかい感じのデザインも好きなんだけども、マントや細かなアクセサリー除けば、ほぼほぼ肌露出状態のキャラデザからもうヤバい。特にパンツの部分なんかほぼほぼ下着ィ........これはさすがに犯s......いや推せるゥゥゥゥゥ!!!

 

 

 

 



 

 

 4年制大学の3年生であるワイ。この先に待つ地獄のようなインターンシップ、アルバイト等で行う社会経験の蓄積が必須となる未来にあがくより前に、人見知り帰宅部を極めた自分の渾身の五体が彼女の鉄球によって吹き飛ぶのならば、私はそれでも一向に構わん。我が生涯に一片の悔いもなく、諦めずにそこで試合終了することができるでしょう。

 

 

 

 





 個人的には、戦闘服で鉄球ぶん回すデス美さんの方が好きだが、水着フォームもかなりイケてる。この姿で不動の元に駆け寄ってきたデス美さんの走り方が、ちゃんと乙女走りになってたのがすげえ面白かった。その勢いをしっかり受け止められるように即〇メボンバーで対抗したい。

 

 

 

 

 まあこれ以上言うと、尺が足りなくなるんでそろそろ畳みますけども。

 この他にも不動が怪我をしてデス美さんに絆創膏貼られるシチュエーションだとか、狭いロッカーの中で2人が密着状態になるシーンだとか、内容的な意味で有終の美を飾った最終回のバトルシーンだとか.......我を忘れかけるくらいにクッソ興奮した。

 ヒーロー戦隊モノのエロス、侮ることなかれとマジで思い知らされましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②至極のエロに泥を塗る、本筋部分の粗さ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 女性陣良いねェ、特にデス美さんいいねェいいねェ最ッッ高だねェェェェェェ!!!!(某禁書の超能力者第1位風)ってなっているからこそ、気になって仕方がないのがエロ以外の本筋内容の粗さですね。

 

 

 

 

 まずね、誰にもバレない禁断の恋感を強調しとけば良いのに、ジェラート5のうちのある一人が敵であるデス美さんと親交関係を持って、不動とのお付き合いを邪魔されないように協力しちゃう展開。良かれと思って平然と入れてくんのやめてもらっていいですか?

 これにどんな意味があんだよ。多くの戦隊モノに置いてヒーローは、邪悪な野望を抱いた悪の組織から平和を守るために、命を懸けるものではなくて?敵も同様に、自分の野望を成就するために全力で奔走するものではないのか?そうじゃなきゃ出会った瞬間にもっとバチバチな関係性を出さなきゃダメでしょ。

 この状況をあっさり受け入れてるデス美さんも大概だけど、これは戦隊モノが紡いできた歴史やファンを馬鹿にする行為でしかないのでは。そもそも友人関係の描写を掘り下げるにしても振りの展開が少なすぎますしね。

 

 

 

 

 次に、そもそもバトルパート(変身パート含む)があまりにも、あッッまッッりにもッッッッッッッッッ!!!!!!少なすぎる。

 

 

 

 

 毎話毎話ジェラート5とゲッコーとの戦いが始まりました~~って思ったら、ブルーとかグリーンが敵と戦う様子を出す訳でもなく。ましてや女性陣のえちえちボディスーツ姿をチラチラ見せつけてくれる訳でもなく。映ったとしてもほぼ静止画のままチラ見せ程度で、すぐにカットがデス美さんと不動が誰にも見られない場所で恋愛トークしてるシーンに切り替わる。

 おいおい、なんでそこでモブ扱いなんだよと。せっかくキャラデザよいのだから、もっと動かしてくれよっていうのが本音。

 有終の美とも言える最終回は割とシリアスに戦ってくれたから良かったけど、それでお釣りがしっかり来たとは思えなかった。むしろ最初からやってくれやって終始思ってた。作画頑張ってんのに、本当の本当の大一番っていう時以外の戦闘で、ド派手にアクション描き込んで動かそうとしない「ワンパンマン」2期みたいな感じで嫌でしたね。

 

 

 

 あと悪役の幹部的存在である王女シリーズなんか、デス美さんと不動が(諸事情で)殴り合うとこ以外バチバチな描写って映さないし。ジェラート5の変身シーンとかはまずまずの頻度で出してくれる癖に、デス美さん始め王女シリーズは変身シーンほぼほぼ出さなかったのも残念でした。

 日高里菜佐倉綾音花澤香菜......等と盤石の豪華キャストでアフレコ現場固めてるからこそ、終盤に出てきた、コスプレイヤー桃月なしこさんがCVを務める断罪王女のアフレコの棒読みの酷さも少し際立ってた所もせやけど。

 

 

 

 

 そこまでデス美さんと不動以外のキャラの掘り下げをあまりしないのだから、2人の絡み合いが面白いかと思いきや.......まあいっちゃん求めてたのは戦隊ものが伝統芸のエロだけど、そこまで面白さを出せたようには思わなかったかな。

 これ以外にも突っ込み所は本当にいろいろありますし、もっと盛り上げどこは作れたんじゃないかなと。何回も言うけどエロの部分だとか、デス美さん×不動のメインカップル以外にも恋愛発展しそうなカップルがあったので、そっちのほうも掘り下げられたしね。ホンマに勿体無い所多すぎましたね。

 

 

 

 

 ほら♪  か~らみ合う~♪  か~らみ合う~♪  運命の導火せ~ん♪

 オーイシマサヨシさんと田村ゆかりさんが歌うOPはクッソ癖になります。ゆかりんの圧倒的お姫様感ある歌声だとか、オーイシさんがそれを引き立てるようにハモっていることで、より引き込まれますしマッチング完璧です。

 映像的にも寝起きのイエローが色気ムンムンの状態で登場するところだとか、ピンクの鎖骨のところとか、ボスラー大総統が出てきた後のサビの盛り上がりだとかすっげえ良いです。EDはあんま響かなかったかな。

 

 

 

 


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