<ゼクショーの雑記帳①>アニオタ ザ・ビギニング
前回の記事はこちら ↓ ↓ ↓
皆さん、こんばんは。はじめましての人は初めまして。
どうも、ゼクショーです。
いつも僕のブログを読んでいただいている方は、突然の「雑記帳」というワードに少々驚かれるかと思います。
ブログのヘッダー部分に、「主にアニメのレビュー記事をしていきます。」って書いてるのになんで今回それをやらないんだと。
まあ、そもそもネタがなかったっていうのも、1つの理由ではありますけれども。
ここまで毎週のようにアニメのレビュー記事を上げてきましたが、今週は以前の記事でもお話しした通り、来週日曜日に行われる予定の「CGエンジニア検定」の勉強と、バイトの兼ね合いもありまして、体力的にも精神的にもしっかりと身構えてアニメを観る時間がとれなかったということもありまして、1つの作品に対して情報量を詰め込む作業というのが出来そうになかったので、今回は軽めに僕のエピソードトーク、オタクになるきっかけとなったお話をしていこうと思います。
幼少期に見ていたアニメは何か
自分がガキんちょだったときに観ていたアニメにならって、「僕は〇〇世代だよ」「私、実は〇〇世代なんだよね~」って語っているオタクたちをたまに見かけますが、僕は毎週日曜日の朝にやっていたテレビ朝日系列で、「仮面ライダー」だとか、「題名のない音楽会」だとか、「スーパー戦隊シリーズ」の3連単があるなか、僕は物心ついた頃から「ふたりはプリキュア」を観ていたらしいですね。
他人事みたいな言い方になってしまいましたが、あまりにも昔過ぎて鮮明に残っていないってことです。
親から聞いた話ですが、これがもし本当なのであれば、僕は「ふたりはプリキュア」世代であるといえるでしょうね。
名誉であることなのかは分かりませんし、もう話の内容も全く覚えてないんですが。OPもサビしか歌えませんし。
まあそのあとはどんどんプリキュアにのめり込んでいきまして、まあ僕がはまったあたりだと「プリキュア5 GoGo!」だとか、「ハートキャッチプリキュア」だとか、「スイートプリキュア」だとかですが、小学生高学年になる頃までずっとプリキュアを中心に見てました。
「ハートキャッチプリキュア」は水樹奈々さんが出ていたことを後で知って衝撃を受けて、「スイートプリキュア」はラストのオチでもりあがった記憶がありますね。
今になって思えば、確かに言えることがあるとするなら、テレビの中に出てくるヒロインに希望を抱いていてそれが現実であると思い始めていた。この時から僕はアニメ肌な人間だったんだな~ってことですね。
自覚は全くなかったですけども。
データを遡れば、僕の年齢がどれくらいかわかってしまうかと思いますけれども、まあ最近のトレンドワードでもある「Z世代」の一人であるってことはお分かりかと思います。
そのあと親がスカパーに加入し始めて、キッズステーション、アニマックス、カートゥーンネットワークといったチャンネルでアニメを観る環境が整っていくことになります。
僕が幼少期にはハマっていたアニメはもう一つあります。それは現在に至るまで続いている人気ゲームのアニメシリーズ「ポケットモンスター」シリーズですね。
ニンテンドーDSも買って、ほぼ毎年新作が発売されるポケモンシリーズを親に買ってもらってはよく遊んでいた、一種のポケモンファンでした。
ポケモンはアニメ、ゲームともに誕生したのが1990年代ですから、僕が生まれる前からとっくに社会現象になっていて、人気シリーズになっていたわけですけれども、なんとうちの地元の地上波でやってなかったんですね。
そのため、キッズステーションで観てました。
僕より上の世代の方は、「ミュウツーの逆襲」辺りが記憶に残っておられるかもしれません。最初の劇場版の方ですよ。今やってるか分からないけれども、キッズステーションの方で何度も再放送されていて、2、3回くらいは観たかも。
キッズステーションは、今現在もそうですけれども、ポケモンの関連作の放送に力を入れていて、劇場版の過去作をどこよりも早く放送したりだとかもやっていました。僕は生まれてから、初めて出たゲームの関連作が「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」ですから、そこに並行する形で放送されていた「ポケットモンスター ダイヤモンド&パール」を観てましたね。
このヒカリってキャラクターがヒロインです。ポケモンを扱うマスターみたいなものをポケモントレーナーと呼ぶんですが、選べる主人公の容姿のうちの女の子の方がモデルになってますね。
ポケモンには「ほのお」、「みず」、「くさ」等の様々な属性を持つキャラクターが多く登場するのですが、御三家と呼ばれる初めに仲間にできるポケモンを選ぶというときに、みずポケモンのポッチャマを選んで遊んでましたね。
明確な理由は分からないけれども、自然に流れてくる水のように清らかに、そして爽やかな青と水色をイメージさせる感じが好きだったんでしょうかね。よく分かりませんが。
ポケモンはぶっちゃけ子供むけな作品ですから、難易度は優しめで属性相性関係なくごり押しで勝てちゃったりするので、僕はポッチャマの苦手な属性であるでんきタイプのポケモンに果敢に挑んでいって、体力ギリギリで敵を倒していたのは、苦い思い出だったと思います。
勉強もめんどくさがりで「広く浅く」をモットーとしている男ですので、当時から本当に下調べが嫌いな男だったってことが、今振り返ると少し恥ずかしいですね。
プリキュアブームは小学生高学年ごろで過ぎ去ってしまいましたが、このポケモンブームに関しては中学生くらいまで続きまして、ディアルガ、パルキア、ダークライの映画あたりから、ディアンシーが出てくる映画辺りまで観ましたよ。
ただシリーズが出るたびに、ポケモンが増え始めますし、ストーリー的にも精神的に合わなくなってきちゃって、ゲームはやめました。具合が悪くて学校休んだ時でも、親に甘えてDSを手にとってしまうくらいにはよく遊んでましたし、嫌でも覚えるくらいには登場してくる新ポケモン含めて、対等に可愛がってました。最近ではポケリフレなんていう、ポケモンをなでなでしたりする機能があったっけな。
僕の推しはヌケニンでしたので、そいつをよく撫でてましたけど。
ただその気力も僕がやってた時でも徐々に薄れてしまった。その当時でも十分すぎるほどの収録数だったと思うけど、多分今の作品で、総ポケモン1000匹以上になってるんじゃないかな。どうだろうな。
ともかく、ここまでが僕の幼少期の話でした。まだオタクとは呼べないけれども、ボチボチとアニメは観ていたよ~、こんときからアニメ肌だったのかもよ~ってお話でした。
中学時代の僕とアニメ
先ほどぽろっと語ったポケモンについてもそうですが、当時の僕は今以上にゲームに(主に任天堂作品中心)にのめり込んでいた人間でして、アニメに関しては、観ること自体は苦痛ではないけどあまり積極的に興味を示しておらず、自分の好きなゲームが映像化されたときにアニメを観るという感じが多かったです。
2015年。当時は「ワンパンマン」だったり「Charlotte」だったりがアニメ界隈で流行っていた年らしいんですが、この時の僕はあるゲーム作品のアニメ化に注目しておりました。
こちらですね。
制作はUfotable。「鬼滅の刃」や「Fate/ stay night Unlimited Blade Works」では、身の毛がよだつ様な高クオリティなアニメーション演出を連発してきました。
最近だとハリウッド化もされた人気ゲーム、「モンスターハンター」をきっかけにして流行したアクションジャンル、通称「狩りゲー」と呼ばれている作品の一種です。
めちゃくちゃ簡単にあらすじを話すなら、戦闘に適性を持つ主人公の空木レンカを始めとする面々が、世界に突如現れた化け物「アラガミ」を倒していくっていうストーリーなんですけれども。
話は今考えるとツッコミどころ満載で、誰かにお勧めしようってレベルの作品ではないんですが、顔の色彩だったり、荒廃した世界観の描き込み具合だったり、物凄く鳥肌が立った記憶がありますね。
あと、ゲーム以外だとたまたまCMで観て面白そうだと思ってハマったのが、「七つの大罪」ですね。いつ放送されてたか忘れたけど、これも確か中学生のときに観てた記憶がある。
メリオダスの「どんなウソついたって、自分の心だけは騙せねえんだぜ」って台詞は印象に残ってますね。声優さんも、今冷静に考えると異常なまでに豪華だった。
キングがルルーシュ・ヴィ・ブリタニア殿方(福山潤さん)だったかな。
まあいちいち挙げてたらキリないですね。
肝心の本編の内容を観て、受けた印象だけれども。
当時の僕は今ほど捻くれた性格はしていなかったから、あまり深く考えずに面白いって感じてた部分はあるけれども、今観返してみて、面白いとはならないかな。
あ~あと、「アルスラーン戦記」も観てたかな。
原作小説の漫画化の作画担当が「荒川弘」さん、主演はリゼロのスバル役などで有名な小林裕介さん。家臣には某進撃のライナーと(細谷佳正さん)、キェメツノカメイド・タンジェイロ(花江夏樹さん)等を引き連れて、展開される戦記もの。今考えると、そうそうたる豪華メンツですな。
七つの大罪と同じ枠で、新番組として番宣CMでめちゃくちゃ流れてた記憶がありますね。
ご都合主義感はあったけど、七つの大罪と比べるとどんでん返しの流れが、いくさ感があって面白かったですね。
ただアニメにはまた本格的にはハマってないですね。ただラノベ系はすげえ読んでいて。
はい、皆さんご存じのこの作品。
以前にもレビューしました、「ソードアート・オンライン」。
中学時代の僕は病み期がありまして、体育が思った通りにできないことで周りのクラスメイトからからかわれたり、殴られたりした時期があったんですね。クラスの雰囲気も全体的に荒れててですね、授業中でも雑談をやめない、合唱しようというときに限って消極的になるっていう、ダメな学校あるあるを詰め込んだかのようなクラスだったんですよね。
ストレスで体調を崩して早退する日々が、2か月くらいかな。大体それくらい続きました。「引きこもり」側の気持ちになりかけていたと思ってます。逃げたかったけど、この現実を受け入れたくない自己矛盾の気持ちが強くって。それを嫌味交じりで告白したら、親にもめちゃくちゃ怒られました。
2か月だけでもまだ短い方だったと思います。
だけども不思議なことにオタクが非常に多くてですね、朝のホームルームの時間の前に10分間読書をする時間があるんですよ。そのときに、同人作品群の「東方Project」のアレンジ曲が流れてきたり、ラノベの読み合いっこをして、それについて色々とかたりあっている三人組がいたりだとか。
それで、そのクラスの男子に薦められたSAOを読んだら、アニメも観たくなってしまうくらいドハマりしまして、それが大きなモチベーションになったのか苦手だった国語の点数が1.5倍以上跳ね上がったりしたんですよね。
この作品がなければ、正直病み期なんか乗り越えられなかったってくらいの希望を与えてもらった面白さでしたね。
そっからはラノベオタクになりまして、色々なラノベを購入したりしました。「魔法科高校の劣等生」だとか、「りゅうおうのおしごと」だとか、「とある魔術の禁書目録」だとかも中学時代に少ないお小遣いで買って読んでおります。
ですが、そのラノベブームを終わらせることになったのが、あの作品との出会いだったんですよね...........
高校時代、変革期来たる
無事中学を卒業し、晴れて高校生活を送っているという時。
2学期になった、秋ごろ。
いつも通り、ライトノベルを買いに行こうと書店に駆け込む。
転機になったのは、ある作品のキービジュアルを見た時でした。
そう、「魔法使いの嫁」です。
キャラデザと、周辺の美麗なイラストに見入ってしまいまして、何故か自然とアニメを観たくなってしまったんですよね。
買ってもらったばかりのスマホで、配信サイトが何かないかチェックし始める。
そして観てみる。
めちゃくちゃ面白かったじゃないか。
エリアス役の竹内さんとチセ役の種﨑さんの繊細なアフレコと、JUNNAさんが歌われているOPテーマ「Here」の美しい音楽、そして幻想的で奥行きを感じる世界観に心踊らされました。
そして、同時に気づく。
アニメって、こんなに人を魅了するものだったんだ。音楽の聴覚的な体感、小説の言葉遊びによる心理的触感、漫画の切り抜かれた絵の繋がりだけでは表現出来ない、具体的なモーション演出で、五感を刺激してくれるこんなに素晴らしい娯楽があっただなんて、早く気づかなかった自分を殴りたい。
アニメを楽しむという喜びを、五感をもって感じた瞬間でした。
あれから約4年。物心ついたときからプリキュアの女の子に希望を感じた少年ゼクショーは、自分なりのアニメの楽しみ方を、高校を卒業して大学生となった今でも模索し続けています。
そこで感じた思いだとか、まだまだ不甲斐ない身ではありますが、これからもブログという形で発表していけたらな~と思っております。
最後に、ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
今回はレビュー記事ではなかったですけれども、次回からはまたアニメのレビュー記事に入らせて頂きます。
それでは、また次の金曜日に会いましょう。