ゼクショーのアニメブログ

主に深夜アニメ30分枠のレビューをしていきます。毎週金曜日20:30更新!!※2023年4月以降から第2金曜日の20:30に更新予定※

ようこそ実力至上主義の教室へ 希望と絶望の花びらが乱れ舞う、進学校のカーストルーム。

前回の記事はこちら↓↓↓

 

 

xexiow06375.hatenablog.jp

 

 

 

 皆さん、こんばんは。

 

 

 

 

 現役大学生のゼクショーです。

 

 

 

 

 時々雪が降ったりなんてことはあったけど、ここ最近ずっと雪が降らなくなってきました。何も建物がないような山ん中でも、雪が溜まってる様子ってのはちょいと前までは見てたんだけどほとんど見当たらない。完全に春に移行したと感じる今日この頃。

 

 

 

 

 ここ3週間は、ずっと堅苦しいバトルアクションアニメをご紹介してきましたので、春らしい作品というのをあまりご紹介する機会がなかった。

 春と言えば学園モノあってこそ。そんな訳で今回は、今年7月に第2期の放映が決まった、「ようこそ実力至上主義の教室へ」をレビューさせて頂きます。

 

 

 

 

タイトルロゴとキービジュアル ※「dアニメストア」配信ページより、引用※



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~作品概要~

 

 

 

 

 

 2017年春アニメとして放送されました。原作はMF文庫J(運営はKADOKAWA)より刊行されている、ライトノベルになります。

 

 

 

 

 制作会社はラルケ。近年だと「彼方のアストラ」等を手掛けています。監督は最近では珍しくダブル体制で、「瀬戸の花嫁」の岸誠二監督と、「ご注文はうさぎですか」の橋本裕之監督。

 

 

 

 

 あらすじを簡単に書きますと、

 

 

 

 進学率・就職率No.1と言われた進学校に、主人公綾小路清隆は入学する。

 第一に学校の生徒は、その能力に応じてA・B・C・Dの4つのクラスに振り分けられる。そこで現金と同価値のポイントを付与され、あらゆる私語・居眠り・サボタージュをも黙認する放任主義で扱われる。

 彼が配属されたのは、問題児ばかりのDクラス。クラスメイトらと共に、Dクラスから這い上がっていくという方向性のストーリーになっています。

 

 

 

 2期も放映されること、ここ最近で登場したライトノベルの中でも、カルト的な人気を誇っている作品ということもあって多くの方に観て頂きたいので、観ていない方に向けても、なるべくネタバレなしで率直な見解についてこれから語っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~本題~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①シナリオ的にはDクラスの成り上がり劇というか........

 

 

 

 

 

 

 開幕からネガティブな事言うのもあれですが、この作品、ぶっちゃけシナリオ的な面白さが先行しているものではないと思っています。

 

 

 

 

 僕が先ほど書いた概要の部分から、Dクラスの熱い成り上がり劇を期待している方もいるかもしれませんが、その熱い部分をまじまじと見られるものではないと思って頂きたい。

 

 

 

 

 学校側のからくりだったり、Dクラスを始めとする多くの生徒たちの野望や人物像、過去に何があってDクラス配属になったのか、そして彼らがどう行動するのかが多く掘り下げられそうなサスペンス的展開はある。言わば、キャラを軸としてどう仕掛けさせるのかがこの作品の肝になる訳です。様々な困難を乗り越えるための、頭脳戦も絡んできます。

 熱い成り上がり劇が見れそうな期待を持たせてくれる様な道筋をあらすじで示したのであれば、そういった脈絡の部分でどう面白さを示すかが重要になってきます。

 

 

 

 

 例えば、「DEATH NOTE」であれば、夜神月がキラとしての世界の支配を企てる時に、どう人々を信じ込ませるのか。そして世界中の政府、法に対してどうあがいていくのか。

 彼の確固たる正義感のバックボーンとトリックの巧妙さで面白さを示す形で、作品としての勝負をしてました。夜神月は極悪非道な行為を繰り返しているのに、視聴者に対してそれが凄くカッコ良く映ってしまい、その成り上がり方が痛快に感じてしまうのがただひたすらにズルい構成だった。

 

 

 

 

 ただこのアニメは、頭脳戦という観点でも、脈絡の部分であまり練られていなかった印象です。

 

 

 

 

 テストだったり、運動会だったり、他の学校では考えられないようなポイント争い、実力主義を正当化する熾烈な戦いが繰り広げられている。そのキャラの軸としての動かし方も、そこにいきつくまでの過程を描いた尺を結構削っていたりしているので、キャラクターの思考の部分で面白さを示すことはあまり出来ていない。

 

 

 

 

 あげくの果てには、クラスメイトのストーカーの犯人探しが始まったり、テスト等の生徒の実力が試される緊迫とした展開が来たかと思えば、前触れもなくカットが突然変わって水着回やり出したり、中盤以降は孤島でバカンスやり出したり、話の本来の方向性どこいったんというレベルで、所々脱線したりしています。

 

 

 

 

 また、綾小路清隆の人間らしさが欠如していて、無謀なことはあまりせず、感情の起伏がないキャラクターは世間的には賛否を呼んでいる感じがします。

 

 

 

 

 僕はこの手の作品はキャラクターが「人」であることを意識させて彼らにリアリティを持たせるよりも、いかに頭の良いトリックを入れて、主人公側の陣営(この作品はチーム戦のようなものなのでこういう言い方に)がどう動いて敵サイドとどう絡ませるシナリオを重視させて、キャラクターを薄くさせるべきだと考えているので、キャラクターとしての方向性はこれで間違っていないと思う。

 とはいえ、彼が軸となって起こった展開も、もうちっと他のキャラとの絡みを上手く入れた方が熱くなれたでしょというのが本音。

 

 

 

 

 結論から言うと、熱い成り上がり劇とは大きく遠回りした、ダイジェスト感満載の内容と言う事です。

 まあ展開は凄い早いですし、観やすさという意味ではそこまで苦ではないのかな。シナリオの所は到底褒められるものではありませんが、それでも観て欲しい理由があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②女性キャラの可愛さは紛れもない救いの手

 

 

 

 

 

 

 

 シナリオは面白いものではないけども、観るのはあまり苦には感じないだろうとつい先程言わせて頂いたが、その理由はもう1つある。

 

 

 

 

 それは見出しにもある通り、女性キャラクターが、とにかく魅力的すぎるということ。アニメーションは萌えアニメとして見ればレベルが高く、水着姿や、制服のスカートの下をローアングルから除いたときのフェチズムには心躍らされるものがある。

 

 

 

 

 冒頭部分で挙げてるキービジュアルの女の子は、特に可愛いと言って良い。念のためもう一度挙げておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 画面一番右下の女の子。彼女は主人公の清隆(画面一番左下)と同じDクラスの配属となった、堀北鈴音です。詳細は敢えて伏せておくが、彼女もまた大いなる野望を持って入学してきた。

 

 

 

 

 他者となれ合うことをあまり良しとせず、威圧感があり、常に態度が冷たい典型的な委員長系キャラ。実は貧乳だったり、清隆にからかわれるような隙をたまに見せたりするときの、クーデレ具合が推せるし、視聴者からの人気も高いです。CVを務めた鬼頭明里さんのアフレコも上手くマッチしてます。

 

 

 

  

 その上に描かれている女の子、佐倉愛里。Dクラスの面々の中でも抜群のプロポーションの持ち主。水着着ててもそれは際立つが、もう制服着てるだけでエロすぎるキャラデザをしているので、巨乳好きは彼女のナイスバディを愛でましょう。

 

 

 

 

 清隆の1つ上に描かれているのは、櫛田桔梗。Dクラス所属で、あざといと思うくらいに、誰に対しても明るく、人懐っこく接してくる女の子。そんな彼女は第3話で、清隆の目の前で態度が豹変する。そん時の場面も非常に緊迫感があり、萌え好きのオタクであれば誰もが翻弄されてしまうことだろう。

 女性の意地汚さを体現したようなキャラがお好きな方は、彼女は絶対に推せると思います。非常に良いので、観てない方は、最低でも3話までは観ろと断言しておく。

 

 

 

 

 櫛田さんみたいな女の子がうざったいと思う人は、その上に描かれている一ノ瀬帆波を推すのも良し。Bクラス所属。

 Dクラス以外では僕は一番好きなキャラかも?堀北ちゃんとは対照的な性格とも言える、天真爛漫な一面を兼ね備えた委員長系キャラです。明るいキャラをみて癒されたいと思っている人には、尚更お勧めです。

 

 

 

 

 佐倉ちゃんには及ばないかもだが、少なくとも堀北ちゃん以上はある中々のプロポーションをお持ちのようで。脚の描かれ方もそうだし、水着回でもなかなかの破壊力があありました。

 デレの堀北、エロの一ノ瀬といったとこかな。後者の方はぜひ僕とエンカして、一ノ瀬党を作りあげましょう。いつでもお待ちしておりますよ。

 CVを務めた東山奈央さんのアフレコも個人的には最高でした。どうしてなおぼうは、あんなに溌溂としたキャラが合うんだろうね。

 

 

 

 

 どの女性キャラも非常に魅力的ですので、誰かは絶対推せると思います。繰り返しいうようにシナリオは色々と消化不良だけど、キャラの可愛さのレベルは依然として高いままをキープしているのは素直に憎めない所。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~余談~

 

 

 

 

 

 

 

 オープニングめちゃくちゃカッコ良いんで、まだ観てない方も、ぜひ聴いて下さいね。

 

 

 

 


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 次回の更新も、今日と同じ金曜日20:30になります。確か、祝日になりますかね。

 

 

 

 

 それではまた、次回の記事でお会いしましょう。